ラシックスの代わりにルプラック
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ラシックスは通販できない?ラシックスの代わりはルプラック

現在、ラシックスは通販できません
その代用品として最近ルプラックという利尿剤が人気になっています。

この記事では、ラシックスの通販についてとルプラックがどんなクスリかについて解説していきます。

ラシックスの通販はもう出来ないの?

ラシックスの成分フロセミドが輸入規制対象になったため、ラシックスは通販できません。
どうしてもラシックスが欲しい場合はクリニックで処方してもらいましょう。

ラシックスを売っているサイトがあったけど買っても大丈夫?

例えばアマゾンや楽天などで売っているようなものは名前を少し変えてありますが、ラシックスと同じ成分ではなく別の商品です。
また、他のサイトで売っているところもありますが違法です。
購入した人も処罰されてしまいますので、販売されている薬が本物であったとしても購入は控えましょう。

ルプラックってどんなクスリ?

どんなクスリ?

ルプラックはループ利尿剤の一種です。
以下で詳しく解説していきます。

ルプラックの特徴

ルプラックはループ利尿剤のなかでも長時間作用を示し、ラシックスの成分フロセミドに比べて低カリウム血症を起こしにくい特徴があります。

ラシックスの代わりとして知られるようになった

ルプラックは、ラシックスの代わりとして知られるようになった利尿薬です。
ラシックスはむくみ取りによく効くため人気の商品でしたが、輸入規制がかかり購入できなくなったことからルプラックが代わりの利尿剤として知られるようになりました。

ルプラックでダイエットできる?

ダイエット

ルプラックを使ってダイエットできるのでしょうか?
ルプラックは身体の余分な老廃物を排泄する働きがあり、身体の代謝を良くする作用があります。
そのため、ダイエット効果に期待でき、特にむくみにお悩みの方にオススメです。

ラシックスとルプラックの違い


ラシックス

トラセミドタブレット(トール)
有効成分 フロセミド トラセミド
分類 ループ利尿剤 ループ利尿剤
持続時間 4時間~6時間 4時間~6時間

ラシックスとルプラックについて表にまとめてみました。
実際に詳しく見ていきたいと思います。

有効成分が違う!

主な違いは有効成分です。 ラシックスはフロセミドという有効成分が使われていますが、ルプラックはトラセミドという有効成分が使われています。
どちらの薬もループ利尿剤という種類で、効果の持続時間にも違いがありません。

有効成分が異なるため、2つは違う薬ですが、効果にはほとんど差がありません。

ラシックスは低カリウム血症を起こしやすいというデメリットがありました。
しかし、ルプラックはその低カリウム血症を起こしにくくなっています。

理由としては、ルプラックの有効成分トラセミドにはカリウム保持性があります。
そのため、ラシックスよりも低カリウム血症が起こりにくいとされています。

低カリウム血症とは?

ラシックスの副作用には低カリウム血症があります。
これはカリウムの濃度が低下してしまうことで起こる症状です。

ラシックスのような利尿剤は、腎臓の働きによって過剰にナトリウムや水、カリウムを排出させます。
水分だけでなく、カリウムが排出されることで、体内では低カリウム血症が起こります。

主に、筋力が低下してしまったり、筋肉がけいれんする、ひきつるなどの症状があります。

ラシックスの代用としてOK

ルプラックはラシックスの代用として使うことができます。
有効成分が違いますが、同じ分類のループ利尿剤で、効果にもあまり差がありません。

さらに、ラシックスでは低カリウム血症起こりやすくなっていました。
ルプラックなら、そんなデメリットも解消することができます。

同じ効果で副作用のリスクも軽減できるので、むしろルプラックジェネリックの方がオススメです。
ラシックスの代用としてはルプラックを利用して問題ありません

ルプラックを使う前に

ルプラックは効果だけでなく、副作用や飲み方も理解してから、使う必要があります。
ここからは、実際にルプラックを使う前にチェックしてほしいことを紹介していきます。

飲み方や副作用などは必ず確認してから、ルプラックを使って下さい。

ルプラックの効果

ルプラックはループ利尿剤の一つに分類される利尿薬の一種です。
ループ利尿剤は、ヘンレループという部位においてNa+とCl?の再吸収を阻害することで利尿作用を起こします。
腎機能に悪影響を与えない性質から、利尿剤の第一選択薬として使用されます。
心不全や腎不全によるむくみに対して適応を持ちます。

ルプラックの副作用

ルプラックの主な副作用は頭痛やまめい、血液障害、倦怠感です。
重い副作用には、血小板の減少、高カリウム血症、低カリウム血症、肝機能障害があります。
血小板の減少、黄疸、血清カリウム値の異常変動などの症状が表れたら直ちに服用を中止して下さい。

ルプラックと一緒に飲めない薬

注意

ルプラックと一緒に飲むことが禁止されている薬の報告はありません。

ルプラックと一緒に飲むのに注意が必要な薬

ルプラックの併用注意薬は以下の薬剤です。

  • 降圧剤

併用により降圧作用を増強する可能性があり、併用するときは降圧剤の用量調整に注意が必要です。

  • ジギタリス剤

併用により不整脈を起こすおそれがあります。

  • リチウム

併用によりリチウム中毒を起こすおそれがあり、血中リチウム濃度に注意して下さい。

  • 糖尿病用剤

併用により糖尿病用剤の作用を著しく弱めるおそれがあります。

  • 昇圧アミン

併用により昇圧アミンの作用を減弱する可能性があり、手術前の方が使用する場合は一時休薬などの処置が必要です。

ルプラックの飲み方

ルプラックの飲み方は以下のようになります。

■服用用途
むくみを取りたいとき、血圧を下げたいとき

■服用タイミング
連日または隔日服用

■用量
1日1回5mgを服用、年齢や症状によって用量を調整

ルプラックについてはこちらを参考にしています。
医療用医薬品 : ルプラック

ルプラックを飲むときの注意

トイレ

ルプラックを飲むときの注意点は以下のようになります。
ルプラックを飲むと普段よりトイレの回数が多くなるため、会社の会議などの重要な場面の前の服用は控えたほうが無難です。
また、寝る前に飲むと何度もトイレのために起きることになり、控えた方がいいでしょう。

ラシックスの代わりにルプラック

ラシックスの代わりにルプラックということで、ルプラックが最近人気急上昇中です。
ラシックスに比べて効果が緩やかで、安全にムクミ取りができるのでオススメです。

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